液晶モニターの選び方


ココでは、液晶モニターの選び方に関する話題を扱います。

快適なPC環境を考えた場合、モニター選びはかなり大切です。
DVD-Rの書き込み速度が遅いとかの比ではありません。
直接目に触れる部分なので、あまり妥協しないで選ぶべきだと思います。

液晶パネルは駆動方式によって、それぞれ特徴があります。
TN方式、VA方式、IPS方式の3種類に大別されます。
各方式ともメリット、デメリットがあります。


TN(Twisted Nematic)方式


VA(Virtical Alignment)方式


IPS(In-Place-Wwitching)方式

・液晶に電圧がかかっていない状態は白

・電圧をかけていって、最大電圧になった時
  画面は黒になります。

・駆動方式の見分け方
水平と垂直の視野角が異なっている場合は
ほぼTN方式です。
まれに水平と垂直の視野角が同一の場合でも
TN方式の物もあるので、注意が必要です。

・液晶に電圧がかかっていない状態は黒

・電圧をかけていって、最大電圧になった時
 画面は白になります。

・駆動方式の見分け方
コントラストが800〜1500と高い物が殆どなので
この範囲内のコントラストはVA方式と考えられます。


・液晶に電圧がかかっていない状態はほぼ黒

・電圧をかけていって、最大電圧になった時
 画面は白に近くなります。

・駆動方式の見分け方
コントラストが400〜600程度で
視野角が広い場合はIPSと考えられますが
殆どの場合IPSを使ってますとカタログで
アピールしている場合が多いです。
・メリット
低コストと低駆動電圧

・デメリット
視野角による色変化や輝度変化が大きい
中間色の応答速度が、白→黒等に比較すると
極端に遅い


・メリット
電圧OFFの際は偏向版でバックライトが
ほぼ完全に遮断されるので、コントラストを上げ易い

・デメリット
視野角による色変化や輝度変化が大きい
しかし、配向分割技術(マルチドメイン)等により
TNに比較すると、かなり改善されてきています。

中間色の応答速度が遅い
・メリット
諧調全域で応答速度のバラつきが少ない

高品質な発色と極端に広い視野角特性
上記特性から、グラフィックプロ向けや医療向けで
高いシェアを保っています。

・デメリット
コストが高い、コントラストを上げ難い
コントラスト:400〜500程度
(グレアパネルで無理やり上げた700程度のもあります)

視野角:かなり狭いです
上下に視線をずらすと、色が反転します。
160度前後で上下と左右の数値が違うのが多いです
コントラスト:700〜1500程度
(コントラストが高すぎると、目にきついかも)

視野角:そこそこ広いです
角度的に 45度程度から、色が薄くなります
上下左右とも170度以上の表記が多いです
コントラスト:400〜600程度


視野角:どの位置から見ても、殆ど色が変わりません。
上下左右とも170度以上です。

・コストは TN < VA < IPS の順で一般的には高くなります。

・画質は TN < VA < IPS の順で一般的には良くなります。

但し、IPS方式でも海外産の一部パネルは極端に評判が悪いようです。


IPS液晶ですが、最近では17〜19インチクラスでは絶滅状態です。
20インチ以上の上位モデルでなければ、IPS方式を採用しているモニターはほぼありません。
(昔は17インチクラス(6万円程度)でもIPS方式の液晶モニターなどありましたが、価格競争によりTN方式とVA方式に駆逐された感じになります)



-----推奨する液晶について-----

・長時間モニターを見たり、CG関係とか扱うなら、予算が許すならIPS方式、予算的に厳しければVA方式
基本的にノングレアパネル推奨です。

グレアパネルは表面に光沢があるタイプで、環境光の映り込みなど反射が大きいので
目が疲れやすかったりする場合がありますので、あまり推奨できません。


・動画やゲームがメインならVA方式でも良いかもしれません。
グレア、ノングレアは好みで選ぶと良いとおもいます。

しかし、グレアパネルは映り込みの影響などで目が疲れ易い場合もありますので慎重に選びましょう。
販売店の店頭で見る場合は映り込み等をかなり注意して見てください。
自宅に設置すると、店頭でもったイメージとかけ離れる場合があります。

・ TN方式はどの用途にも微妙と思われます。
擬似フルカラーだったりするので
どうしても予算が無い場合などしか選択する理由が無いと思われます。

液晶モニターの選び方でかなり大切な事があります。
擬似フルカラーと本物のフルカラー・・・

擬似フルカラー1619万色(6bit)とフルカラー1677万色(8bit)は全く別物です。

1619万色は一つの色に対して2の6乗=64階調になり、3色構成となるので64の3乗であり
262,144色が本来表現できる最大の色数になります。

それをFRC(Frame Rate Control)という機能を使い残像効果によって中間色を表示しただけです。
その為、フルカラーのパネルに比べ、ちらつきが気になる場合とかあります。

一方、真のフルカラー(一般的なフルカラー)である1677万色(8bit)は一つの色に対して2の8乗=256階調になり
3色構成となるので256の3乗であり16,777,216色が本来表現できる最大の色数です

どう考えても1619万色(6bit)を選択する理由はありません、1677万色(8ibt)を購入しましょう


カタログスペックが飾りでしかないのかを実証しているサイトもあります。
こちらの副茶工房onlineのコラムで詳細にかかれています。
(実情とかけ離れた応答速度 とか詳しくまとめられています)


-----デュアルモニターやマルチモニターについて-----

液晶を複数使ったマルチモニターと単独の大画面液晶のどちらが良い?
コレは用途次第としか、コメントのしようがありません。
ビジネス系の用途がメインだと、私的にはマルチモニターが便利だと感じています。
Webページを作る際とかも、右のモニターにDreamweaver
左のモニターにブラウザとエクセル開いてみたいな感じですね。

マルチモニターでの液晶モニターの選び方?!
IPS方式の液晶がベターです。
視野角が非常に重要になってきます。
例えば液晶を二枚並べた場合、どうしても斜めから見る形になってしまいます。
その際にIPS液晶だと、全く気になりませんが

TN方式の液晶を二枚並べたりすると、かなりの衝撃を受けると思います。
画面の半分とかが色が反転して見えたりするので
マルチモニターの恩地を受ける前に、コレは無理と感じる方が殆どだと思われます。

私もその昔、15インチを二台使おうとして衝撃を受けました。
最近のVA方式はかなり良くなってきているようですが、私自身はS-IPSの液晶を並べているので
VAとかは使ってみないと解らないです。
液晶は視野角の変化が目に付くと、かなり気になるような感じがします。
もっとも、気にならない方もいるかもしれませんけど・・・。

以上、液晶モニターの選び方でした!!